2025.06.11
開業時の広告戦略は、どのように考えたらいいのだろうか?
こんな風にお悩みの開業予定ドクターは多いのではないでしょうか?
このコラムでは、独立開業を目指すY先生の疑問にFly upの専任アドバイザーがお答えしていきます!
開業後の集患が不安で、クリニックPRのための広告は、できるだけ幅広く打ち出したいのですが…
確かに、より多くの方にクリニックを知っていただくためにも、広告は重要です。また、早期に集患につなげる上で、予算も多く割きたいところですよね。ホームページやサイン看板・各種印刷物など、開業前から広告についてひと通りの提案を受け、知識を深めておくことも大切です。
はい。僕も数社から広告の提案を頂きました。
ただ、広告と言っても様々なものがあり、ホームページと併せたSNS運用やSEO対策、名刺や挨拶状・チラシなどの印刷物、ロードサイドの屋外看板から駅構内・電柱看板など…。正直突き詰めるとキリがありません。また屋外看板の場合、広告費に加え看板製作費やデザイン・設置費用も発生しますし、チラシ配布のためのポスティング・新聞折込費も必要です。
開院にあたり、広告費として、相応の予算をみておく方がよいでしょう。
通常、院内サインなども加えた広告費として、500万~800万円ほどの費用がかかってきますが、開院前の棟上げ(餅まき)や内覧会の業者委託費など、先生方にとって想定外の予算が必要になることもあります。まずはしっかりと予算を意識したうえで、その範囲内で広告手段の取捨選択していくことをお勧めします。
確かに、全ての広告やイベントを完璧にしようと思ったら予算内で収まりそうにありませんね…。
また、集客傾向をしっかり捉えて、どのエリアからどのように、どのような患者さんが来ているのかリサーチする必要もあります。
スタート時からあまり広いエリアで広告戦略を取るよりも、まずは開業エリアでの認知アップを考えて、開院後の傾向から、強化したい層・地域に向けた広告訴求を考えていく方がよいでしょう。
(診療科目や専門領域・競合分布の状況によって、広告戦略も異なりますが)
なるほど。
集患傾向も分からないうちに、広告範囲を広げすぎるのもよくないですね。
集患については、実際に開業してみないと分からない面もあります。
例えば、想定以上の来院でスタッフの手が回らなくなったり、駐車場の数が足りなくなったりなど…。
必要以上に集患の可能性を求めすぎても、無駄な費用負担になってしまうかもしれません。開業後の来院傾向を見極めてから、徐々に広告の範囲を広げていく方が現実的でしょう。
開業後の動きを見ながら、改めて広告戦略を考えていくことも大切ということですね。開業前にたくさん広告を打っていこうと思っていましたが、しっかり検討して、予算内で優先順位を定めていく必要があることもよくわかりました!
Fly upでは広告面もしっかりとサポートをし、先生方それぞれの方針にそった有効プランをご提案いたします。ぜひお気軽にご相談ください。