2025.06.04
クリニックのテナント開業時、物件の賃貸と自己所有はどちらがいいのだろう?
こんな風にお悩みの開業予定ドクターは多いのではないでしょうか?
このコラムでは、独立開業を目指すY先生の疑問にFly upの専任アドバイザーがお答えしていきます!
クリニックのテナント開業を検討していて、
この先20年・30年、ずっと家賃を支払い続けるなら、不動産を購入して自分で建物を建てる方がよいのでは、とも思えてきました。
物件の賃貸と自己所有、どちらが有効なのでしょう?
先生方によって価値観や年齢・ご状況も異なり、開業エリアによって条件面も変わってきますので、一概にどちらが良いと言えることではありません。
ただ、Y先生と同じように考えて、土地や建物の購入(自己所有)を希望する先生方も多くいらっしゃいますね。
しかし、想定予算内で有効な売地物件を探すことは簡単ではなく、選択肢も限られるため、エリアや土地面積など、多くの妥協が求められるのが実際のところです。
納得のできる立地に出会うまで、物件探しが長期化することも多いでしょう。
確かに、クリニック立地として有効と思えるような場所なら、地主さんも簡単には手放しませんよね。
福岡市内だけではなくて、周辺エリアも土地価格は上がっていますし、予算内となると、情報が限られるのは当然のような気もします。
はい。テナント物件や借地情報のほうが圧倒的に多い傾向にありますね。
自己所有にこだわって、選択肢を狭めるのもイヤだなあ。
開業時期は2年後を想定しているし、やはり賃貸物件も選択肢に加えておくべきでしょうか?
物件選びの選択肢は広く捉えておく方がよいでしょう。
開業予定を2年後に定めておられるなら、尚更です。
それに、賃貸物件も、借地(建物は自己所有)やテナントなど、形態は大きく異なりますし、普通賃貸や定期賃貸契約といった契約内容の違いも出てきます。複数候補の中で、それぞれを比較検討される先生方も多いですね。
なるほど。
十分に物件の比較検討をできていない時点では、賃貸か所有のどちらが良いかを結論付けることは難しいのですね。
まずは選択肢を広げて、物件情報を集めてみた方がいいですね。
その通りです。
先生方によって必要な諸条件や重きを置く部分も違ってきます。物件所有を最初から定めて情報収集するよりも、賃貸も含めた幅広い選択肢の中から情報収集をし、ご自身の意向にあうプランを検討していくほうが良いでしょう。
自己所有と賃貸のメリット・デメリットだけではなく、賃貸の中でも普通契約や定期賃貸契約などそれぞれに利点や懸念点もあります。
Fly upでは先生方に合った物件の特徴のご説明を含め、開業プランをしっかりとサポートいたします。ぜひお気軽にご相談ください。