2025.05.28
新規開業と医院継承、どちらの方がいいのだろうか?
こんな風にお悩みの開業予定ドクターは多いのではないでしょうか?
このコラムでは、独立開業を目指すY先生の疑問にFly upの専任アドバイザーがお答えしていきます!
クリニック開業を進める中で、新規で開業するよりも医院継承による開業が魅力ではないかと感じてきているのですが、実際どうなんでしょうか?
それぞれのメリット、デメリットはあります。
新規開業をする上でのメリットは、医院継承に比べてクリニック全体をより自分の理想に近づけることが出来る点です。
建物の形や内装、レイアウト、導入機械、家具や備品なども全てご自身で選択出来るので、医院全体を理想に近い形でデザインすることが可能でしょう。
あくまで予算の範囲内ではありますが、あまり妥協せずに開業プランを進めていくことが出来ます。
それは確かに魅力的ですね。
クリニックに対する思い入れも強くなりそうです。
また医院継承と比べ、場所選定においても情報量や選択肢が大きく広がります。ご自身の理想の物件に早く出会える可能性が上がるでしょう。
物件選びは選択肢が多い方がいいですからね!
新規開業でのデメリットとしては、やはり相応の予算が必要となる点です。クリニックを新しく立ち上げるので、先ほど挙げたご自身で選べるものは
すべてを0から準備する必要があります。
また建築設計などを含めて、相応の打ち合わせ期間と検討も必要ですね。
『クリニック開業は、どれくらいの資金があればできますか?』
https://skytune.co.jp/topics-cus/1855/
『クリニック開業まで、どれくらいの期間が必要ですか?』
https://skytune.co.jp/topics-cus/773/
やはり自分で作り上げていくためにはそれなりの資金と期間が必要になりますよね。
はい。それに加え、特に福岡では他県と比べクリニックの数が多く他クリニックとの競争が激しい状況になっています。
新規開業の場合、そのエリアに参入する覚悟や、他クリニックとの差別化も必要となってきます。
また医院継承と比べると、目標とする集患数に到達するまで時間がかかる場合もありますし、スタッフの育成にも相応の期間が必要でしょう。
他クリニックとの差別化ですか。今まで考えたことがなかったですが、新規参入する上では大切な要素ですね。
医院継承のメリットは、
基本的に既存のクリニックの患者やスタッフも含めて、クリニック運営全般を引き継ぐことが出来る点です。
やはり新規開業と比較した際、これまでの実績がはっきりしてることや作業に慣れたスタッフを引き継げることは安心感もあり、魅力的に感じる先生も多いと思います。
また、新規開業に比べると大幅な内装工事費削減も期待できます。
(改装が必要な場合もあります。)
継承での開業は、先生方の検討において有効な選択肢になるでしょうし、実際にFly upにも継承の相談をいただくことが増えています。
患者さんを引き継げることは、大きな不安軽減になりますよね。
必要経費の削減も魅力的です!
ただ継承の場合、これまでの実績に伴う相応の営業価値支払いが求められます。
場合によっては数千万~一億円近くになることもあるでしょう。
それに加え、継承仲介手数料の発生も出てくるでしょう。
継承仲介会社によっては、クリニック開業支援までカバーされないこともありますので、サポート企業の選定は慎重に行うべきでしょう。
なるほど、営業価値支払いは確かに相応の価格が付きますよね。
また、先生方それぞれの診療科目や希望のエリアにおいて、意向に合致する案件が限れます。案件によっては、これまでの先生との診療方針の違いや引継ぎ時期の相違などにより、スムーズに交渉が進まないことも多い状況です。
医院継承を希望する場合でも、開業までゆとりを持った期間の想定をしておく方が良いでしょう。
確かにこれまでの先生との細かい部分の擦り合わせは重要ですし、
相応の引継ぎ期間も考えておくべきでしょうね。
継承開業は新規開業以上に気遣いも多く、多くの交渉事をクリアしなければなりません。
しかしご安心ください。Fly upが双方の間に入り、円滑な引継ぎ工程をサポートしていきます。
それぞれにメリット・デメリットがあることがよく分かりました。
それを踏まえて、自分に合った開業がどちらなのか考えてみます。
Fly upでは新規・継承、いずれの開業プランもサポートできる体制を整えています。ぜひお気軽にご相談ください。